その頭痛の原因は眼精疲労かも?眼精疲労の原因と解決法

眼精疲労、って目のことでしょ?と字から思いますが、目の痛みや重さ、見えづらさ以外にも眼精疲労によって身体に様々な症状が現れます。

今回は眼精疲労の原因や解決法について書いていきます。

「疲れ目」と「眼精疲労」

似ているようで違う「疲れ目」と「眼精疲労」、まずはこのふたつの違いから。

定義

疲れ目

目が疲れる、重いなど感じるが休憩や睡眠によって回復する

眼精疲労

休息しても目の疲れや疲労が取れない、取れても一時期的ですぐにまた症状が現れる

残念ながら眼精疲労は休んだぐらいでは回復しないのです。

(´・ω・`)

目が疲れる、痛い、重い、しょぼしょぼする、かすむ、まぶしい、涙が出る、といった症状以外にも肩こり、倦怠感、頭痛、吐き気なども眼精疲労の症状です。

「眼精疲労」

原因

眼精疲労の原因は様々です。

長時間のテレビ、同一姿勢でのパソコン作業やスマートフォン、読書、姿勢不良、運動不足、水分不足、合わないメガネやコンタクトレンズの使用、疲労、ストレス、ホルモンバランスや自律神経の乱れ、水分不足、眼科系疾患などなど、、、

〔 眼精疲労 原因 〕

なんて検索したらたくさん出てきて、結局何が原因なんだー!って思いませんか?私は思いました。

しかし私は気づいたのです。

原因はそれぞれ違えど、身体的、精神的、病的、とざっくり3つの要因に分類することができるのです。

分類

1 身体的要因

身体の状態が原因で眼精疲労が起こっていると推測できるもの。

長時間のテレビ、同一姿勢でのパソコン作業やスマートフォン、読書、姿勢不良、運動不足

→長時間の同一姿勢、不良姿勢によって筋肉が固まってしまうため、身体の血流が悪くなる

合わないメガネやコンタクトレンズの使用

→見えづらさから首を前に出すようにしてものを見てしまうため首の負担になる

2 精神的要因

疲労、ストレス

→ホルモンバランスや自律神経の乱れ、睡眠の質の低下

3 病的要因

眼科系疾患

→視力低下、角膜疾患、結膜疾患、眼瞼疾患、ぶどう膜炎など

こうして分類してみると身体的要因はそれぞれの原因によって、血流が悪くなっているという結果がみえてきました。

つまり血流をよくすれば良いのです。

(`・ω・´)

眼精疲労には天柱

頭の後ろ、首の付け根のところに天柱(てんちゅう)というツボがあります。

頭痛をやわらげる、眼精疲労、顔の浮腫み、倦怠感、首や肩のこり、自立神経を整えるなどの効果があると言われています。

天柱の位置は、後頭部の生え際にある太い筋肉(僧帽筋)の外側のくぼみのところです。

ツボを押すのはもちろんですが、蒸しタオルなどで首の付け根を温めたり、お風呂に入ったときに少し熱めのシャワーで天柱のあたりに当ててあげるなどでも大丈夫です。

温めてあげると筋肉も血行が良くなります。

栄養や酸素を運ぶのも、老廃物や疲労物質を回収するのも全身を血が流れていることによって行われています。

私自身、幼少期からダンスなどで身体を動かしているのですが、少し間が空いて身体を動かさないだけで倦怠感、肩こり、頭痛、ひどい時には吐き気もあります。

自分の体験から身体を冷やさないこと、軽いストレッチや同一姿勢が続いた時には身体を伸ばすことを学びました。

まとめ

・眼精疲労は休息ではあまり良くならない

・身体的な原因として血流が悪くなっていることが考えられる

・天柱!

・身体を温める、軽いストレッチをする

今回は身体的な要因からの眼精疲労について書きましたが、眼科的疾患が原因となる眼精疲労もあるため、温めるなどのことをしても変化がみられない場合は眼科への受診も検討してみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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吉田 実穂

柔道整復師・ヘッドマイスター資格保有。整形外科、整骨院、通所介護施設にて勤務経験あり。「痛くないことを当たり前」にしたく、施術も勉強も貪欲にストイックに取り組む。

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