その症状はハイヒールが原因かも?反り腰と腰痛とぽっこりお腹
こんにちは、骨盤矯正サロンマジカルボディ札幌の吉田です。
院長佐々木のブログに書いてありますように、マジカルボディ札幌のリニューアルオープンの準備が少しずつ進んでいます!
皆さんに会える日を楽しみに、日々技術の研鑽に励んでいます。
今回のモニター様は腰の張りがかなり強い方でした。
反り腰が強く、普段踵の高い靴を履かれているとのお話でした。
今回はハイヒールによる反り腰とその他の不調についてお伝えしてきます。
目次
反り腰とは
反り腰とは読んで字の如く、腰が反っている状態です。
頚椎が7個、胸椎が12個、腰椎が5個、仙椎、尾骨が連結して背骨をつくっています。
背骨はそれぞれS字を描くよう弯曲していて、頚椎と腰椎が前弯、胸椎と仙椎は後弯しています。
反り腰はこの腰椎の前弯がなんらかの影響によって強くなっている状態をいいます。
ハイヒールによる反り腰
反り腰の原因はいくつかありますが、ここではハイヒールを履くことによって起こる反り腰についてお話ししていきます。
ハイヒールはヒールが高いほど、つま先に体重がかかってしまいます。
これにより身体が前に倒れそうになってしまうのを、腰を反ることで姿勢を安定させようとしています。
ハイヒールを履いていると違和感の無い姿勢に見えますが、靴を脱いでハイヒールを履いているときの姿勢を再現すると、胸を突き出して、お尻を出している状態になります。
結果、ハイヒールを履いているときは常に腰の筋肉を縮めているため、反り腰が強くなっていきます。
これがハイヒールを履くことで起こる反り腰です。
ハイヒールを履くことによって生じる不調
ハイヒールを履くことでつま先に体重がかかり、身体が前に傾くのを腰を反らせて姿勢を安定させているが反り腰とお伝えしましたが、この時、腰を反らせるだけでなく、太ももの前側にも常に力が入っています。
また太ももの前側ばかり使っているということは逆に後側が使えていない状態のため脂肪が溜まりやすくなります。
後ろ側の筋肉は大腿二頭筋といい、この筋肉が弱いと骨盤の前傾も強くなりやすいため、さらに反り腰が強くなります。
腰が反ってしまうことで下腹部、つまり下っ腹の筋肉が伸ばされた状態でいるため正しく鍛えることができないことから、ぽっこりお腹の原因であるといわれています。
- 太ももの前側が疲れやすい
- 太ももが張っている
- ぽっこりお腹
の症状でお悩みの方はハイヒールを履いていることが原因となっているかもしれません。
反り腰チェック
反り腰かどうか自分で壁を使って立ったまま調べる方法と仰向けで調べる方法の2つがあります。
〈壁を使う方法〉壁に背中とお尻をつけて真っ直ぐに立った時に腰と壁の隙間に手が入るかどうか
〈仰向けでわかる方法〉仰向けで寝た時に腰と床の間に手が入るかどうか
手が余裕で入るようであれば反り腰の可能性が高いといえます。
また反り腰の強い方が仰向けで足を伸ばして寝ると、腰に痛みや苦しい感じが出ることがあります。
そういう方は足を伸ばして寝ることで腰に負担がかかるため、膝の下に丸めたクッションなどを入れて膝を曲げる形を作ってあげると、腰への負担が減るのでぜひ試してみてください。
まとめ
- ハイヒールを履くと前に傾く身体を腰を反らすことで姿勢を保っている
- 太ももの張りやぽっこりお腹は反り腰が原因のこともある
- 壁に背中をつけて立ったり仰向けで寝た時に腰に手が余裕で入るようであれば反り腰の可能性大!
今回はハイヒールによる反り腰についてお伝えしました。
「だからハイヒールは履いちゃダメ!」ということではなく、自分の身体に起こっている不調の原因を理解することが大切です。
どうしてこうなっているんだろう、という不安を一緒に解決していきましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
吉田 実穂
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