腰痛を防ぐ立ち座りに変えると、美しい所作になる
腰痛を防ぐ立ち座りに変えると、美しい所作になる
腰痛を抱えている人にとって、椅子から立ち上がる時や座る時は、ギックリ腰にならないかと不安になり、緊張する瞬間ではないでしょうか。
一日に何度も行う立ち座り動作ですが、足の位置や姿勢のとり方次第で、腰痛を防ぎ、かつ美しい所作に変わるのです。
今回は、腰痛を防ぎながら、美しさにも重きを置く立ち座りの方法を動画でお伝えいたします。
是非ご覧になってみてくださいね!
足を揃えて立つと腰痛になる理由
普段、あなたも何気なく立ち座りをしているかと思いますが、足を揃えたままの立ち座りを繰り返すと、腰痛を引き起こすリスクが高まることをご存知でしょうか。
足を揃えた状態で立ち上がると、からだで一番負担がかかる場所は腰になります。なぜなら、前かがみになった状態で頭の重さも含めた上半身の荷重を、すべて腰で受け止めながら起き上がるからです。
腰の関節や筋肉が健康な状態であればよいのですが、筋肉が疲れていたり、関節がグラグラと不安定な状態の時に足を揃えて立ち上がろうとすれば、腰にかかるストレスはマックスになります。
急に足を揃えて立ち上がろうとした時、もし、腰が弱っていた場合は当然、ギックリ腰になるリスクも高まるのです。ギックリ腰とまでいかなくても腰痛を悪化させる原因になりかねません。
腰痛を防ぐ立ち座り法とは
腰痛を防ぐための立ち座り法は以外に簡単です。足を前後にして立ち座れば腰痛を防げてしまうのです。それでは、立ち方と座り方の基本動作を分けてご説明しましょう。
立ち方の基本
1.椅子の背もたれから離れ、浅く腰掛ける
2.足を前後に開く(左右はどちらが前でも良いです
3.前側の足に体重をかけて、腰を上げる
4.後ろ側の足で踏み蹴って、前に進む。
座り方の基本
1.椅子の前で後ろ向きに立ち、片足を椅子側に引く
2.両膝を曲げて、お尻を椅子の高さまで下げる
3.片手を椅子に添えて、お尻を椅子に滑り込ませる
4.前に出したままの足をゆっくり引き、両足を揃える
まとめ
足を揃えて立ち座るか、前後に開いて立ち座るかの差で、腰痛を悪化させる原因になったり、反対に腰痛防止になったりします。せっかくなら腰痛は防ぎたいですよね。
足を前後にした立ち座りにはメリットがいっぱいです。腰痛を防ぐことはもちろん、動作自体の見た目も美しい所作になります。女性の方にオススメしたいのは、急がずゆったりと立ち座ること。なぜなら、ゆったり動作にすることで、魅力的で優雅な所作となるからです。
モデルさんの立ち座り方法や結婚式などでの花嫁さんの立ち座り方法として、私が実践的にお伝えしておる方法ですので、ぜひ日頃の動作に取り入れてみてはいかがでしょうか。
あなたの魅力アップにお役立てできれば幸いです。
佐々木 憲司
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